大豆と〇〇シリーズ 第1回「大豆と骨」

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2023.3.31

大豆と〇〇シリーズで、今回からスタートする第1回目は、「骨」です!

大豆って、骨にどのくらい重要だと思いますか??
骨にはカルシウムが一番大事なんでしょ??

カルシウムだけではない、骨強度や骨密度を守る栄養素

骨は、カルシウムの貯蔵庫
骨を作るためには、カルシウムも大事ですが、カルシウムだけでは、骨は成り立ちません。その他にも大事な栄養素はたくさんあります。
骨の構成要素をおさらいしてみます。
骨の骨格は、コラーゲンです。その周りを形作っているのはカルシウムやリンで構成されるヒドロキシアパタイトなどです。その他にも、マグネシウムなどのミネラルもあります。骨の中にも血管が存在し、栄養素を運ぶと同時に、体内のカルシウムバランスを保つ働きもしています。骨の維持には、ビタミンDも必要ですし、太陽の光から得られる紫外線も大事な役割を果たします。
骨は、私たちの体を支える骨格にはなりますが、そのほかにもカルシウムの貯蔵庫としての役割を持ちます。カルシウムは、体内の至る所で必要なので、それを不足することの無いように骨に蓄えられており、必要に応じて骨から運搬されるのです。

骨の健康は、骨密度だけでなく骨強度も関係する
骨が強いという表現は、骨密度が影響してきますが、骨密度が高いからといって良いわけでもありません。骨強度(しなりや錆(糖化))も関係します。骨密度が高くても、骨強度(骨質)が劣化していれば、折れやすくもなるわけです。
骨の強度を守るためには、上で示した構成要素だけでなく、物理的刺激や紫外線のビタミンDの活性化も大事ですし、女性ホルモンも骨強度を守るための重要な働きをしているわけです。

骨を守るための大豆イソフラボン
大豆は、たんぱく質が豊富な上に、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンが多く含まれ、骨強度骨密度を守る働きをする栄養素を豊富に含みます。
骨にとって、大豆は構成要素のコラーゲンの元になるたんぱく質や女性ホルモン作用を助ける大豆イソフラボンの成分を補充できる大事な食品と言えます。大豆食品をしっかり摂ることで、骨を健康にすることが期待できるというわけです。

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