持ち運びや時短に!味噌玉の基本レシピとアレンジ3選
  • レシピ
  • 味噌

持ち運びや時短に!味噌玉の基本レシピとアレンジ3選

2023.02.01

味噌玉とは?

味噌玉について、聞いたことはあるけど詳しくは知らない……という方が多いのではないでしょうか。
この記事では、基本の味噌玉の作り方、メリット・デメリット、そしてアレンジレシピを紹介します。

味噌玉とは、「味噌汁の素」のこと。食べるときにお湯を注ぐだけで簡単に味噌汁ができます。毎日の食事に手軽に味噌汁をプラスしたいけど、インスタントでは飽きてしまう……とお悩みの方はぜひチェックしてみてくださいね。

器に盛られている味噌玉

味噌玉は、お好みの具材を組み合わせるだけで、簡単に味噌汁の素を作る事ができます。インスタント味噌汁を手作りするようなイメージです。
かつお節や顆粒だし、味噌、お好みの具材を混ぜ合わせて、1人分ずつ丸めて冷凍しておき、食べるときに取り出してお湯を注ぐとすぐに食べられます。さっと作れるため、忙しい朝やあともう1品欲しいな、というときに重宝します。

*味噌玉のメリット
味噌玉を作るメリットは、手軽に味噌汁が作れることです。また、冷凍保存をすることで風味劣化の防止にも繋がるため、味噌のもちが良くなります。
日々の食卓にはもちろん、お弁当と一緒に持って行けば、職場や学校などでも手軽に味噌汁を飲むことができますよ。
また、家族が帰宅するタイミングごとに何度も沸騰させると味が濃くなったり香りが飛んでしまったりしますが、味噌玉は1人分ずつ作るため、いつもできたてのおいしさが楽しめますよ。

基本の味噌玉の作り方

味噌玉の材料

材料(4人分)

  • ★味の饗宴 15割麹 大さじ4
  • だしパック
    (顆粒だし小さじ1でも代用可)
    1袋(8g)
  • 乾燥わかめ 4g
  • 長ねぎ 10cm

*解凍方法(食べ方)

  1. 味噌玉にお湯をかける

    お湯は味噌玉ひとつ(1人分)につき180mlです。基本的に火の通っている具材を使用しているため、冷凍の味噌玉はそのまま熱湯をかけるだけでOKです。


コツ・ポイント

  1. 製氷皿に入れた味噌玉

    ラップにくるんで保存するのが面倒な場合は、製氷皿や冷凍保存用バッグに入れておく方法もおすすめです。

    保存用バッグに入れた味噌玉

    保存用バッグに入れる場合は、一食ずつ線を引いておくと取り出しやすいですよ。冷凍した場合の目安期間は約1ヶ月ほどです。

作り方

  1. 1 具材を切る
    ねぎを小口切りにする

    根元を切り落としたねぎを小口切りにします。


  2. 2 具材と調味料を混ぜる
    ボウルにねぎ、味噌、だし、乾燥わかめを入れて混ぜる

    ボウルにねぎ、味噌、だし、乾燥わかめを入れて混ぜます。
    ※だしはだしパックから取り出して入れてください。


  3. 3 ラップに1人分ずつくるむ
    1人分ずつラップに包んだ味噌玉

    1人分ずつラップにのせて丸めるようにつつみ、余った部分は輪ゴムや麻紐などで結んでおきます。


  4. 4 バットの上にのせて冷凍保存
     バットの上にのせた味噌玉

    冷凍保存は冷蔵保存より風味が長持ちします。調理用バットは金属製のものを使用するのがおすすめ。急速に温度が下がるため、より風味が逃げにくくなります。

おすすめの具材、NG具材

とても簡単に作れる味噌玉ですが、おすすめの具材と、そうでない具材があります。それぞれ理由とともにチェックしておきましょう。

*おすすめの具材と理由
・油揚げ
乾燥わかめや長ねぎといった、定番具材にプラスするとコクが生まれておいしい味噌汁ができあがります。小さめに切っておくと丸めやすいです。

・天かす
意外と思われるかもしれませんが、こちらも味噌汁のおいしさをググッと底上げしてくれる一品です。また、下ごしらえが不要で手軽に使えるのも嬉しいポイント。

・白菜(葉物野菜)
野菜を一品入れると、具沢山になり、満足感も出ます。白菜は電子レンジで加熱して、水気をしっかり搾ってから味噌玉へ加えてください。

*NGの具材と理由
・豆腐
冷凍する場合は食感が変わってしまうため、向いていません。とはいえ味噌汁に定番の大豆食品、何か加えたいですよね。そんなときは、高野豆腐がおすすめです。

・根菜類
にんじん、さつまいも、ごぼうなどの根菜類は、そのまま入れてしまうとお湯だけでは火が通りません。使用したい場合は、一度ゆでるなどして火を通して冷ましてから加えましょう。

さらにおいしく!アレンジレシピ3選

野菜を入れて満足感アップ【油揚げ・小松菜】

野菜を入れて満足感アップ【油揚げ・小松菜】
材料(1人分)
  • ★味の饗宴 15割麹 大さじ1
  • だしパック
    (顆粒だし小さじ1/4でも代用可)
    2g
  • 小松菜
    (1.5cmに刻み、レンジで20秒加熱して冷ましたもの)
    20g
  • 油揚げ
    (5mm幅に刻む)
    1/4枚
  • ※味噌玉ひとつに対してお湯の量は180mlです。

作り方
  1. 小松菜と油揚げの定番の味噌汁です。お弁当などに持っていくと、楽しいランチタイムになりそうですね。小松菜は事前に加熱して冷ましたものを加えましょう。

ねばとろ感が心地良い【オクラ・とろろ昆布】

ねばとろ感が心地良い【オクラ・とろろ昆布】
材料(1人分)
  • ★味の饗宴 15割麹 大さじ1
  • だしパック
    (顆粒だし小さじ1/4でも代用可)
    2g
  • オクラ(小口切り) 1本
  • とろろ昆布 2g
  • 長ねぎ(みじん切り) 2cm
  • ※味噌玉ひとつに対してお湯の量は180mlです。

作り方
  1. オクラととろろ昆布を加えた味噌汁です。オクラの食感を感じつつ、とろろ昆布が味噌汁に溶け出し、旨味を倍増させてくれます。とろろ昆布は味噌玉を丸めてから、周りにやさしく付けましょう。

お肉を入れてボリュームアップ【鶏ひき肉・しょうが】

お肉を入れてボリュームアップ【鶏ひき肉・しょうが】
材料(1人分)
  • ★味の饗宴 15割麹 大さじ1
  • だしパック
    (顆粒だし小さじ1/4でも代用可)
    2g
  • 鶏ひき肉
    (酒小さじ1を振りかけレンジで1分加熱したもの)
    30g
  • しょうが(すりおろし) 小さじ1/2
  • 小ねぎ(小口ねぎ) 1本
  • 白いりごま 小さじ2
  • ※味噌玉ひとつに対してお湯の量は180mlです。

作り方
  1. 変わり種アレンジとして、お腹を満たしたいときにおすすめなのが、鶏ひき肉を使った味噌汁。用意しておくと数ある味噌玉のなかから選ぶ楽しみがありますよ。しょうがを入れることでさっぱりとした味わいです。
    *こちらのレシピを冷凍保存したものは、お湯をかける前にレンジ600Wで10~20秒ほど加熱してください

使用した商品はこちら

味の饗宴 15割麹

味の饗宴 15割麹

当社オリジナル“三種麴元仕込み製法”でつくった、あわせみそ。米・豆・麦の3種類の麹を元から仕込んで熟成することにより、“米の甘み”、“豆の旨み”、“麦の香り”が調和した、芳醇な味わいが特長です。
加熱殺菌をせず、蔵出しそのままの風味を楽しめる酵母が生きている「生」タイプ。味噌汁はもちろん炒めものの隠し味としてもおすすめです。

商品詳細はこちら

※材料欄の★はすべてマルサンアイの商品です。

味噌玉を作っておけば、忙しい日の味方になる

手軽に作れて、毎日の食事にとても便利な味噌玉。具材を変えると、バリエーション豊富で食べ飽きることもありません。料理のたびに味噌汁を作るのは少し大変ですが、味噌玉があればお湯を注ぐだけで簡単に味噌汁が作れます。
具材と味噌、調味料を混ぜるだけの簡単レシピなので、週末に作り置きしておくのがおすすめ。
朝ごはんに食べたり、お弁当に持っていったり、味噌玉のある暮らしを楽しんでみてくださいね。

その他の関連記事