「医者に金を払うよりも、みそ屋に払え」というのは江戸時代のことわざです。
それほどまでに、みその栄養・効能は広く知られていました。
中でも主に愛知県で生産され「赤だし」とも呼ばれる豆みそは「畑の肉」と言われるほどタンパク質たっぷりの大豆と塩、水だけでつくられています。
名古屋名物の「みそ煮込みうどん」などにも使われているとおり煮立てても味が落ちず、特に肉や魚介類の旨みをアップしてくれます。つまり熱を加えるほどにコクが出て美味しくなるので、家庭料理としても使いやすいのが特徴なのです。
また100グラムあたりの食塩量は10.9グラムで、一般的な米味噌の12.4グラムと比べてぐっと控えめです(日本食品標準成分表2015年版(七訂))。
上手に使えば旨味と香りを引き上げてくれる万能調味料で、健康にも良い赤だし。
ぜひとも普段の料理に生かしたいですね。
赤だしでコク増し!
赤だしと挽き肉のカレーライス
- 材料(2人分)
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- 挽き肉 100g
- じゃがいも 1個
- 玉ねぎ 1個
- にんじん 1/2本
- ニンニク 1欠片
- 生姜 5g
- 水 400ml
- 赤だし 大さじ1
- カレールー 70g
- 作り方
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1
ニンニク、生姜、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを乱切りにします。
玉ねぎは飴色になるまで、弱火で炒めます。(ここの工程は時間ある方だけで) - 2 玉ねぎを一度フライパンから取り出して、挽き肉を炒めます。
- 3 ニンニクと生姜を加えて香り付けをし、挽き肉に火が通ったら、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを入れて軽く火を通します。
- 4 水を入れて沸騰したら、赤だしとカレールーを加えます。
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5
弱火で20分程煮込んだら、ご飯をお皿に入れてカレーをかけます。
【ポイント】時間はかかりますが玉ねぎを飴色にする方が、より美味しいです。
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1
ニンニク、生姜、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを乱切りにします。
赤だしでコク増し!
焦がしレタスチャーハン
- 材料(2人分)
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- ご飯(温かいもの) お茶碗2杯分
- 卵 2個
- ネギ お好みで
- レタス 2枚程度
- ハム 2〜3枚
- 塩こしょう 少々
- ごま油 適量
- 【A】赤だし 小さじ1
- 【A】醤油 大さじ1
- 【A】鶏ガラスープの素 大さじ1
- 作り方
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- 1 ネギをみじん切り、ハムは粗みじん切りにし、赤だしを10mlのお湯で溶いておきます。
- 2 ごま油でネギを炒め、香りがでたところでハムを入れて塩こしょうで炒め、お皿に取り出しておきます。
- 3 卵を溶いてフライパンで強火で炒めます。
- 4 卵に火が通る前に、強火にしてご飯をだまにならないように炒めます。
- 5 【A】を加えて味を整えます。
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6
全体が混ざったら、ちぎったレタスと2で取り出しておいたネギとハム加えて軽く炒めます。
【ポイント】ご飯を入れる時は、必ず強火にしないとパラパラしなくなってしまいます。
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