豆乳のための大豆を育て
商品を安定して届ける
「きぬさやか」は大豆の青臭みの原因となるリポキシゲナーゼ、さらに収れん味となるグループAアセチルサポニンを持たず、これを使えばもっと豆乳がおいしくなると考えたことが、初代「ひとつ上の豆乳」の誕生につながりました。
一方、商品として発売するには大豆の量の確保が必要です。そこで栽培先を探し、宮城県で育てていただけるようになりました。その後、収穫量を安定させようと西日本でも栽培を試みましたが、「きぬさやか」は西日本の気候に合わないため、大豆として同じ性質を持つ「すみさやか」を採用。滋賀県での栽培にこぎつけ、今回のフルリニューアルに至りました。
豆乳のおいしさを極めるために
豆乳に適した大豆を探究
大豆という栄養価の高い優れた食材を摂取していただくために、いかにおいしい豆乳をつくるか。その想いで弊社は試行錯誤しながら豆乳づくりを続けてきました。豆乳の不快味となる大豆の酵素リポキシゲナーゼが作り出す青臭みを消すために、何度も製法を改善。その過程で豆乳は加工が少ないため原料の特性が出やすいことに着目し、大豆の研究も開始しました。
豆乳に合った大豆を求めて既存の品種はもちろん、育種家の協力を仰いで新品種を試し、たどりついたのが農研機構(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)が育成した「きぬさやか」です。