マルサンアイの大豆へのこだわり

大豆へのこだわり

マルサンアイが創業以来、長年向き合ってきた素材「大豆」。そのひと粒ひと粒には、たくさんの可能性が秘められています。
その可能性を引き出してお客様にお届けするために、多種多様の大豆を使い分けています。

マルサンアイこだわりの大豆の種類

国産大豆

実需者からの味の良さ等の品質面が評価されている国産大豆。マルサンアイで使用している国産大豆は、各農協作成のガイドラインに基づいて各大豆農家で栽培されています。国産原料を使用することは品質面だけでなく、CO2削減など環境面にもメリットがあります。マルサンアイでは国産大豆の使用比率を向上させることで、カーボンニュートラルに寄与していきます。

るりさやか®

“本当においしい豆乳をお客様にお届けしたい。”という想いから生まれた「ひとつ上の豆乳」シリーズに使用している、マルサンアイ独自の国産プレミアム大豆「るりさやか®」。おいしい豆乳をつくる上で大きな課題となる、大豆特有の青臭みの原因となる酵素(リポキシゲナーゼ)、収れん味の強い成分(グループAアセチルサポニン)を含まない2品種の国産プレミアム大豆「すみさやか」と「きぬさやか」を最良のバランスでブレンドしています。「るりさやか®」を使用した「ひとつ上の豆乳」シリーズは、コクと旨みがありながら、すっきりとした後味を実現し、絹のようになめらかな飲み心地、澄んだ味わいが楽しめます。

高オレイン酸大豆

一般的な大豆と比較してオレイン酸を多く含み、酸化しやすいリノール酸が少ない大豆です。オレイン酸は、悪玉コレステロールを減らし動脈硬化を予防することで知られています(※1)。またオレイン酸は他の脂肪酸よりも酸化しにくいため、大豆の青臭みの原因となるn-ヘキサナールの発生量が一般的な大豆よりも少なく、豆乳などの加工食品に適しています。大豆特有の青臭みが少ない高オレイン酸大豆を使用した豆乳は、コクと旨味がしっかりと感じられるクリーミーな味わいに仕上がります(※2)

記載の効能はオレイン酸の特長で、本大豆の効能を保証するものではありません。

トヨタ自動車㈱HAPPY AGRIとの共同開発により生まれた豆乳です。

輸入大豆

マルサンアイでは国産大豆に加え、アメリカ、カナダ、中国で栽培された輸入大豆を使用しています。現地集荷商社が契約・管理しているNon-GMO大豆栽培農家にて栽培された大豆を、日本の商社を通じて購入しています。大豆は収穫・選別・保管の各段階で、他の大豆と混ざらないよう分別管理されています。加えて、マルサンアイでは輸⼊⼤⾖に対する⾃主検査として、定期的にサンプリングしGMO検査も実施しています。

有機大豆(オーガニック大豆)

有機JAS認証を受けた農場において、厳しい生産基準に沿って生産された大豆です。中国では黒龍江省で契約栽培をしており、弊社の日本人社員が毎年訪問をして、有機大豆管理状態の直接確認を実施しています。除草剤、殺虫剤などの農薬および化学肥料は使用していません。

有機栽培:種まきまたは植え付け前2年以上、認められた農薬や化学肥料以外を使用していない田畑で栽培します。栽培期間中も認められた農薬、化学肥料以外は使用しない、また遺伝子組換え技術を使用しないこととなっています。

大豆と大豆から作る食品について

大豆にはどんな歴史があるの?

大豆はラテン語の種名を「Glycine max亜種」あるいは「Glycine soja亜種」という植物であり、「甘い豆」という意味を表しているといわれています。大豆の起源は、一般的には中国東北部、黒龍江沿岸といわれ、「大豆(たとう)」という言葉は、約1世紀前に使用され始めたといわれています。それ以前にも「菽(しゃく)」あるいは「菽荏(しゃくしん)」と記され、古くは4000年前から栽培されていたと推定されています。
大豆は日本には朝鮮半島を経由して約2000年前に伝来して利用されてきたといわれています。古事記には大豆の文字が使われており、古くは「おおまめ」と呼ばれていたそうです。わが国では中国との往来が盛んになった7世紀以後に大豆の利用が行われ、豆腐・味噌・醤油・納豆などの大豆食品が発達してきました。この中国との往来が揚子江流域において盛んであったことから、漢音の「大豆(たとう)」より呉音の「だいず」の呼び名が使われているのだそうです。
ただ、大豆の起源には諸説あり、最近の研究では縄文時代にすでに大豆があったという研究も報告されています。

大豆に含まれる成分

1.大豆のたんぱく質

大豆たんぱく質は、植物性たんぱく質の中でも必須アミノ酸をバランスよく含み、「畑のお肉」と呼ばれています。しかも、消化吸収がよく、体内で利用されやすいことも特長です。

2.ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE

大豆にはビタミンB群が豊富に含まれています。エネルギー代謝の補酵素として、代謝を円滑に行わせる潤滑油として働いてくれます。また、抗酸化物質としてよく知られているビタミンEも多く含まれています。ビタミンEにはα-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、σ-トコフェロールの4種類があり、なかでも、抗酸化力の強いγ-トコフェロールが豊富です。老化の原因のひとつには活性酸素による酸化作用が関係していると言われており、抗酸化作用のある栄養素を摂ることで、老化防止につながると考えられています。

3.食物繊維

大豆にはごぼうやほうれんそうなどの野菜よりも多くの食物繊維が含まれています。食物繊維は、便通を整えて便秘を防ぐ上で欠かせないものです。また、脂質・糖・ナトリウムなどを吸着して身体の外に排出する働きがあります。

4.大豆イソフラボン

女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンが多く含まれています。イソフラボンとは、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをする成分です。閉経後の女性ではエストロゲンの分泌量が減少するため、骨密度が低下しやすくなりますが、イソフラボンはエストロゲンの代わりとなり、骨密度を維持するのに役立ちます。

5. サポニン

サポニンは植物の根、葉、茎などに含まれていますが、特にマメ科の植物に多く含まれています。風味的に収れん味(苦味、渋み)を持っていますが、抗高脂血症作用、肝臓障害抑制作用、記憶障害緩和作用、大腸がん細胞増殖抑制作用、抗ウイルス作用が期待されると言われています。

6. レシチン

リン脂質の一種で、構成成分のコリンは神経伝達物質のアセチルコリンの前駆物質であり学習記憶障害の改善や認知症への効果も期待されています。 また肝機能の改善、脂肪肝、高脂質症に対しても有効と言われています。

豆乳について

豆乳とは、大豆と水を使って豆腐を作る時、にがりなどの凝固剤を加えて固める前の白い乳状の液体です。豆腐と同様中国にて古くから伝えられ、中国などでは日常的に朝のスープとして食べられています。しかし、日本では豆腐用の豆乳をそのまま飲もうとすると「豆臭さ」や「渋み」があるために、なかなか飲料として普及しませんでした。
昭和55年頃から大豆を最も効果的に摂取でき、大豆の栄養や機能を簡単に取り入れることのできる健康的な飲料として、「豆臭さ」や「渋み」の軽減をはかる加工技術の向上や無菌包装技術が確立され、昭和58年には年間11万klを超える一大豆乳ブームがやってきました。この時には、急激な成長の中で新規参入が相次ぎ、品質の悪い粗悪品が豆乳の評判を悪くして、一時は最大の販売時の25%まで豆乳の生産量が落ちてしまいました。その後当社など事業を継続した豆乳メーカーが豆乳の更なる品質向上を行い、地道な販促活動により、1996年より徐々に販売量が増え、その後BSE問題や大豆の健康効果の認知度が高まり、豆乳を愛用する人が増えています。

豆乳のJAS規格

豆乳は日本農林規格があり、この規格に基づいた表示がなされています。

JAS(日本農林規格)による豆乳の分類

用語

定義

豆乳

大豆固形分8%以上(大豆たん白質換算3.8%以上)

調製豆乳

大豆固形分6%以上(大豆たん白質換算3%以上)

豆乳飲料

(イ)果汁入り 大豆固形分2%以上(大豆たん白質換算0.9%以上)、(ロ)その他 大豆固形分4%以上(大豆たん白質換算1.8%以上)

マルサンアイの豆乳について
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発酵豆乳について

マルサンアイの「発酵豆乳」は、豆乳を乳酸菌で発酵させて製造しています。乳酸菌は、植物由来の乳酸菌(※) Lactobacillus delbrueckii subsp. delbrueckii (TUA4408L株)を使用しています。この菌株は、長年乳酸菌の研究に携わられている東京農業大学名誉教授の岡田早苗教授が、長野県木曽地方の伝統発酵漬物「すんき漬け」より分離された乳酸菌です。マルサンアイではこの乳酸菌を岡田先生より分譲いただき、商品に使用しています。
またこの菌株は、豆乳中の大豆イソフラボンを発酵の過程でより吸収されやすい形(アグリコン型イソフラボン)に変化させるため、腸内でのイソフラボン吸収効率が高まることがわかっています。

植物由来の乳酸菌とは
野菜や豆類、穀類などの植物素材から分離した乳酸菌のことです。日本人は、昔から漬物や味噌、醤油といった発酵食品に植物由来の乳酸菌を利用し、摂取してきました。このことから、植物由来の乳酸菌は日本人のお腹になじんだ一番相性が良い乳酸菌と言えます。

マルサンアイの豆乳グルトについて
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味噌について

あわせみそのパイオニアであるマルサンアイは、においしい「みそ」をつくることを追求しています。厳選した国産の「大豆」「米」「麦」を使用して、丁寧にみそ作りを行うマルサンみその特長や、歴史をご紹介いたします。