おうちで失敗しないソイラテ作り| 比率による違いを比較
豆乳の強すぎないコクと優しい甘さがコーヒーの風味を引き立てる味わいが人気の、ヘルシーなカフェカスタムメニューとして定着した“ソイラテ”。カフェだけでなくおうちでも楽しむ方が増えている一方で、「お店のソイラテは好きだけど、家だと上手く作れない…」「普段飲んでいるコーヒーに豆乳を入れたら分離してしまった…」という声が。おうちで失敗しないソイラテ作り第2回では、前回の焙煎度編に続いて、コーヒーと豆乳の“比率”に着目し、おいしくきれいなソイラテを作るコツを紹介します。
ソイラテが分離する原因とは?
普段飲んでいるコーヒーに豆乳を入れたら、分離してしまったり舌触りが悪くなってしまったりした経験はありませんか?この現象は「フェザーリング現象」と呼ばれ、コーヒーと豆乳、それぞれの性質によって起こります※。
豆乳に含まれるタンパク質は、酸や熱の影響を受けると凝固する性質を持っています。コーヒーには酸味成分が含まれているため、その酸度や温度にタンパク質が反応し、分離が生じやすくなります。しかし、カフェなどで提供されるソイラテはきれいでなめらかに仕上がっており、必ず起こる現象ではありません。
比率の違いでソイラテの見た目は変わるのか?
今回はブラジル(中煎り)の豆と無調整豆乳を使用し、コーヒーと豆乳の比率によってソイラテの見た目がどのように変わるのか実験を行いました。コーヒーは、以下の記事で紹介している「簡易ドリップコーヒーパターン」を用いて、ソイラテ向けに濃いめに抽出したものを使用しています。
ラテアート世界チャンピオン直伝!おいしいソイラテの作り方
≪比率ごとの見た目を検証≫
- ①コーヒー:豆乳=5:5
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コーヒーと豆乳が均一に混ざり合い、目立った分離や沈殿は確認されませんでした。
- ②コーヒー:豆乳=6:4
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表面上は分離が見られずなめらかな状態を保っていますが、底部にわずかな沈殿が確認されました。
- ③コーヒー:豆乳=7:3
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表面上でも微細な分離が確認でき、コーヒーと豆乳が均一に混ざった状態を維持できなくなりました。
- ④コーヒー:豆乳=8:2
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③より分離物の粒が大きくなり、底部にかけて沈殿が形成される様子が確認できました。
- ⑤コーヒー:豆乳=9:1
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豆乳を注いですぐに分離・沈殿が確認でき、上層の液体部分との境界がより明瞭な状態となりました。
≪時間経過後の見た目を比較してみると≫
こちらは、左から①②③④⑤の比率で作ったソイラテを、それぞれかき混ぜてから10分間静置した後の写真です。
時間経過後の見た目を比較すると、①では分離や沈殿は見られず、均一な状態を保っていました。一方で、②ではわずかな沈殿が確認され、分離の兆候が見え始めました。③からは粒状の分離物が確認され、さらに④、⑤では上層の液体部分と下層の沈殿部分がはっきりと分かれる結果となりました。
今回の検証では、コーヒーの割合が豆乳より多くなると分離が発生し、その割合が高まるほど液層の境界も明瞭になる傾向が見られました。
おうちでもおいしくてきれいなソイラテを楽しもう
今回は、コーヒーと豆乳の比率によって、ソイラテの見た目がどのように変化するのかを比較しました。検証の結果、コーヒーの割合が高いことがソイラテの分離要因のひとつであることが分かりました。ソイラテの分離が気になる場合は、豆乳の割合を増やして試してみるのも有効かもしれません。
なお、検証で使用した比率はあくまで分離の発生状況を確認することが目的であり、味わいのバランスを考慮したものではありません。ラテアート世界チャンピオン直伝のソイラテレシピは、見た目がきれいなだけでなく、コーヒーと豆乳それぞれのおいしさを楽しめる配合となっています。下記の記事を参考に、おうちでもおいしくてきれいなソイラテを作ってみてください。
ラテアート世界チャンピオン直伝!おいしいソイラテの作り方
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有機豆乳無調整
有機大豆のみを使用し、大豆本来のおいしさを追求。大豆固形分9%の無調整豆乳です。そのままでも大豆の自然な甘味で飲みやすく、すっきりとしたあと味が特長。ソイラテに使用すると、しっかりと大豆の風味が引き立つ味わいに仕上がります。
商品はこちら<参考資料>
※乳と乳製品のQ&A|一般社団法人日本乳業協会 https://nyukyou.jp/dairyqa/2107_161_427/