豆乳×推し活調査|①豆乳愛飲者は「推し活」好き!?見えてきた意外な共通点とは
近年、健康志向の高まりに加え、植物性食品への関心の広がりを背景に、豆乳は日常的に取り入れられる食品として存在感を高めています。たんぱく質や栄養バランスを意識した飲用はもちろん、料理やスイーツ、カフェメニューなど、活用シーンも多様化しています。今や豆乳は、健康を意識する人だけでなく、幅広い世代にとって身近で取り入れやすい食品のひとつといえるでしょう。
一方、近年では、好きなアイドルやキャラクター、作品などを応援する「推し活」も幅広い世代に広がっています。ライブやイベントへの参加だけでなく、グッズの購入やコンテンツの視聴など、推しとの関わり方は実にさまざまです。その楽しみ方は多様化しており、日常生活の中で気軽に楽しめる活動としても浸透しています。
そこで今回は、毎日の生活にも取り入れやすい「豆乳」と、日常を楽しむきっかけのひとつとなっている「推し活」との関係性に着目し、調査を実施しました。スクリーニング調査(n=8,152)および本調査(n=1,000)の結果をもとに、「豆乳愛飲者」※1の推し活実態や特徴、傾向について、仮説も交えながら読み解いていきます。
みんなの推しジャンルランキング
まずは、「推し活」の全体実態を見てみましょう。
推し活をしている人、通称「推し活民」※2がどのようなジャンルを推しているのかを見てみると、「アニメ・漫画・ゲームなどのキャラクター・作品」(20.0%)が最も高く、次いで「国内アイドル」(15.7%)、「国内アーティスト系」(13.4%)となりました。
次は、豆乳愛飲者の傾向を見てみましょう。
豆乳愛飲者では、「アニメ・漫画・ゲームなどのキャラクター・作品」(29.1%)が最も高く、「国内アイドル」(27.2%)、「国内アーティスト系」(24.6%)と続き、全体と同じ順位となりました。
一方で、それぞれの回答割合は推し活民全体を上回っており、特に「アニメ・漫画・ゲームなどのキャラクター・作品」「国内アイドル」「国内アーティスト系」への支持が高いことがわかります。
推しジャンルの順位こそ全体と大きく変わらないものの、豆乳愛飲者では、主要な推しジャンルに対する支持割合がより高い結果となりました。※3
推し活事情①:活動期間ランキング
続いて、推し活や好きなこと・趣味の活動をどのくらいの期間続けているのかを見てみましょう。
推し活民では、「10年以上」(41.5%)が最も高く、次いで「1年~3年未満」(17.2%)、「3年~5年未満」(17.0%)となりました。
一方、豆乳愛飲者では、「10年以上」(35.6%)が最も高く、次いで「1年~3年未満」(21.6%)、「3年~5年未満」(20.4%)となりました。
順位は推し活民全体と変わらないものの、豆乳愛飲者では「1年~3年未満」「3年~5年未満」の割合が比較的高い傾向がみられました。
長年推し活を続けている人が多い一方で、近年推し活を始めた人も一定数いることがうかがえます。
推し活事情②:活動費用ランキング
次は、推し活や好きなこと・趣味の活動に、1ヶ月あたり平均でどのくらいのお金を使っているのかを見てみましょう。
推し活民の全体集計では「お金はほとんど使わない」(31.0%)が最も高く、次いで「月10,000円~30,000円未満」(13.9%)、「月5,000円~10,000円未満」(13.5%)となりました。
尚さまざまな推しジャンルの中で、「月5万円以上」をかける割合が最も高かったのは「声優・2.5次元俳優」(11.1%)で、「VTuber・配信者系」(9.2%)、「鉄道・乗り物・ガジェット・文具などのモノ」(8.8%)となりました。
また、「月1万円以上」の活動費をかけている割合では、「K-POP系」(41.4%)、「声優・2.5次元俳優」(41.2%)、「鉄道・乗り物・ガジェット・文具などのモノ」(36.8%)が他のジャンルに比べて高い傾向がみられました。
一方、豆乳愛飲者では「お金はほとんど使わない」(20.2%)が最も高く、次いで「月10,000円~30,000円未満」(19.5%)、「月5,000円~10,000円未満」(17.5%)となりました。
さまざまなジャンルの中で、「月5万円以上」をかける割合が最も高かったのは「声優・2.5次元俳優」(25.4%)、「鉄道・乗り物・ガジェット・文具などのモノ」(21.4%)、「VTuber・配信者系」(21.2%)となりました。※4
「月1万円以上」の活動費をかけている割合では「VTuber・配信者系」(65.7%)、「声優・2.5次元俳優」(62.7%)、「鉄道・乗り物・ガジェット・文具などのモノ」(60.3%)となりました。※5
このように、豆乳愛飲者では、推し活民全体と比べて「月5万円以上」「月1万円以上」の活動費をかけている人の割合が高く、特に「声優・2.5次元俳優」「VTuber・配信者系」などのジャンルで、活動費をかける傾向がみられました。
推し活事情③:活動頻度ランキング
続いて、推し活や好きなこと・趣味に、どのくらいの頻度で取り組んでいるのかを見てみましょう。
推し活民を対象とした調査では「定期的な活動はしていない」(23.9%)が最も高く、次いで「ほぼ毎日」(22.9%)、「週に2-3回」(15.5%)となりました。
一方、豆乳愛飲者では「ほぼ毎日」(28.1%)が最も高く、次いで「週に2-3回」(19.5%)、「週に4-6回」(15.3%)となりました。
推し活民全体では「定期的な活動はしていない」が最も高かったのに対し、豆乳愛飲者では「ほぼ毎日」が最も高い結果となっています。
豆乳愛飲者では、推し活を一時的なイベントとして楽しむだけでなく、日常生活の中に取り入れている活動頻度の高い人が比較的多いことがうかがえます。
推し活事情④:推し活による意識・行動変化
では、推し活や好きなこと・趣味を通じて、意識が高まったり、行動が変わったりしたことには、どのようなものがあるのでしょうか。
推し活民では、「特に意識が高まったり行動が変わったことはない」(33.2%)が最も高く、次いで「ストレス解消や癒やしなど、メンタルケアへの意識」(25.8%)、「仕事や勉強、日常生活へのモチベーション・意欲」(18.1%)となりました。
一方、豆乳愛飲者では「ストレス解消や癒やしなど、メンタルケアへの意識」(36.5%)が最も高く、次いで「仕事や勉強、日常生活へのモチベーション・意欲」(28.7%)、「外出・アクティブに行動するようになった」(25.3%)となりました。
推し活民全体と比べると、豆乳愛飲者では、推し活を通じて「メンタルケアへの意識」や「日常生活へのモチベーション・意欲」、「外出・アクティブな行動」など、日々の生活に前向きな変化を感じている人の割合が高い結果となりました。
「推し」の存在が、毎日の生活に彩りを与え、仕事や日常生活を充実させるきっかけになっている可能性がうかがえます。
豆乳愛飲者と推し活の関係性
ここまでの結果から、一見、共通点のない「豆乳」と「推し活」にいくつかの興味深い共通項が見えてきました。
豆乳愛飲者では、推し活民全体と比べて主要な推しジャンルへの支持割合が高く、活動費用についても「月5万円以上」をかける割合が同じジャンル「声優・2.5次元俳優」でみても14.3ポイント※6上回る結果となりました。
また、活動頻度では「ほぼ毎日」が28.1%と最も高く、推し活を日常生活の中に取り入れている人が多いことがうかがえます。
さらに、推し活による意識・行動変化についても、「ストレス解消や癒やしなど、メンタルケアへの意識」「仕事や勉強、日常生活へのモチベーション・意欲」「外出・アクティブに行動するようになった」など、前向きな変化を感じている人の割合が高くなりました。
これらの結果から、豆乳愛飲者は「好きなものを日常に取り入れ、継続的に楽しむ」傾向が比較的強いのかもしれません。
健康や美容など何らかの目的や意識をもって日々の生活に豆乳を取り入れること。そして、推しを身近に感じながら日常を楽しむこと。一見共通点がないように見えますが、「日々の生活に取り入れる」という点では、共通する部分があるのかもしれません。
今回の調査からは、豆乳愛飲者には推し活を日常的に楽しみ、活動費も費やしながら、前向きな意識や行動の変化を実感している人が比較的多いことがわかりました。
推しを楽しむ時間に、豆乳を取り入れてみるのも、日々をより楽しく過ごすひとつの方法かもしれませんね。
<注釈>
※1:本調査における「豆乳愛飲者」とは、週1回以上豆乳を飲んでいる方を指します。
※2:推し活をしている人の通称。n=4,679名
※3:「『推し』や好きなもの・特定の趣味のジャンルについて、あてはまるものをすべてお選びください。」という設問で得られた回答です。
※4:『お金はほとんど使わない』と回答した割合は掲載していません。
※5:月50,000円以上・月30,000円~50,000円未満・月10,000円~30,000円未満の合計値の割合
※6:「月5万円以上」をかける割合が最も高かった「声優・2.5次元俳優」において、豆乳愛飲者は25.4%、推し活民は11.1%。