画像:豆乳で始めるローリングストック|おいしく備える新習慣

豆乳で始めるローリングストック|おいしく備える新習慣

災害時にはまず「食料の確保」が何よりも重要になります。しかし、非常時のために食料を備えておくことの大切さはわかっていても、非常食をたくさん備蓄しておくのは難しい、実際にはなかなか続けられない…と感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのが、「ローリングストック」という備蓄の方法です。これは、日常的に使う食品を少し多めに買い置きし、消費しながら補充していくという、無理のない備蓄スタイル。

本記事では、日常生活に自然に取り入れられる「ローリングストック」の始め方と、備蓄にも日々の健康にも役立つおすすめ食材「豆乳」の活用法をご紹介します。

INDEX

ローリングストックって?

ローリングストックの食品には豆乳がおすすめ

豆乳を使ったローリングストックレシピ

レシピで使用する商品はこちら

食生活に豆乳を賢く取り入れよう

ローリングストックって?

「ローリングストック」とは、日常的に使う食品を少し多めに備えておき、使った分だけ補充することで、常に一定量の食品を家庭に備蓄しておく方法です(農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」より)。

ポイントは「日常の中で消費しながら備える」こと。消費と購入を繰り返すことで備蓄品の鮮度を保ちながら、非常時でも普段に近い食生活を送ることができます。また、買い置きのスペースを少し増やすだけで済む点も、ローリングストックのメリットです。

ローリングストックの食品には豆乳がおすすめ

ローリングストックの食品としては、栄養バランスや使い勝手を考えて各家庭に合ったものを選ぶことが大切です。そこでおすすめしたいのが「豆乳」。おすすめポイントを、マルサンアイの商品を例に紹介します。

①長期常温保存が可能(開封前)

マルサンアイの豆乳の容器には、アセプティック(無菌)充填の紙パックを使用しています。
特殊構造の紙素材と無菌充填技術で、飲料の色や風味を損なうことなく常温長期保存が可能となっています。

※直射日光や高温多湿を避けて保存してください。

■容器の仕組み

滅菌した液体を滅菌した包装材で無菌の環境下でパック詰めするので、食品の変質の原因となる微生物が容器の中に存在しません。

パックの主原料は紙。アルミ箔など6つの層で酸素と光を遮断して、色や風味を損なわず、食品の品質を保ちます。

※日本テトラパック社提供

②栄養価が高い

災害時には調理の手間をなるべくかけず、エネルギーのあるものを優先して摂取しがち。そのため、炭水化物に偏り、たんぱく質やビタミン・ミネラルが不足してしまうことが多いようです。

豆乳の原料である大豆は、植物性素材でありながら肉や魚と同じくアミノ酸スコアが100の食品。豆乳も、植物性たんぱく質が豊富で脂質、炭水化物のバランスがよく、大豆イソフラボン、ビタミンB群、カリウム、マグネシウムなど各種成分を含みます。
そのため、豆乳をローリングストックの一部として取り入れることで、長期間にわたり健康的な栄養源を確保することができ、災害時の栄養不足にも役立ちます。

③汎用性が高く、料理にも使いやすい

そのまま飲むのはもちろん、料理やスイーツ、ドリンクなど様々な用途で利用できる汎用性の高さも豆乳のメリット。特に、大豆と水のみで作られる無調整豆乳は、和食から洋食まで幅広い料理と相性がよいのが特長です。
また、乳アレルギーや乳糖不耐症、ヴィーガンなど、様々な体質や食スタイルに対応することが出来ます。

豆乳を使ったローリングストックレシピ

ローリングストックにおすすめの食材を使ったレシピを紹介します。日常の食生活にも、非常時の食事にも、ぜひ豆乳を取り入れてみてください。

■ポリ袋で作る、豆乳蒸しパン

常温保存可能なホットケーキミックスと有機豆乳無調整を使って作るシンプルな蒸しパン。災害時にも洗い物がなく、甘くて優しい味わいのパンが楽しめます。

材料(4人分)

調理時間:40分(冷ます時間を除く)

ホットケーキミックス
200g
有機豆乳無調整
200ml

作り方

鍋の1/2程度まで水(分量外)を入れ、一回り小さい皿を敷いたら、中火にかける。

耐熱のポリ袋にホットケーキミックス、有機豆乳無調整を入れて袋の上から手で揉み、生地を滑らかな状態にする。袋の空気を抜き、根元からくるくるとねじり上げたら上の方でしっかり結ぶ。

1が沸騰したら、弱火に落とし、2を皿の上にのせる。蓋をして弱火で30分加熱し、火を止めたらそのまま冷ましておく。

皿にのせて袋の口を開き、お好みの大きさにちぎっていただく。

■さば味噌煮缶詰の担々風豆乳スープ

賞味期間が長いさば味噌煮缶詰を使って簡単に作れる担々風スープ。有機豆乳無調整を使うことで、まろやかでコクのある味わいを楽しめます。

材料(2人分)

調理時間:10分

さば缶(味噌煮) 1缶
180g
長ねぎ
1/2本
しょうが
1片
にんにく
1片
豆板醤
大さじ1
ごま油
小さじ1

の材料

100ml
中華スープの素
小さじ2
有機豆乳無調整
200ml
醤油
適量
小ねぎ(小口切り)
適量
ラー油
適量

作り方

長ねぎは斜め薄切りにする。しょうが、にんにくはみじん切りにする。

小鍋に、しょうが、にんにく、豆板醤、ごま油を入れて中火にかける。香りが立ってきたら、長ねぎ、さば缶(味噌煮)を汁ごと加え、水分を飛ばすようにほぐしながら1~2分炒める。

Aを加えて温め、醤油で味を調えたら器に盛る。小ねぎ(小口切り)をのせ、ラー油を回しかける。

関連レシピ:ポリ袋調理の豆乳スープパスタ
ポリ袋調理の豆乳コーンリゾット

レシピで使用する商品はこちら

画像:マルサンアイ 有機豆乳無調整 1000ml

マルサンアイ 有機豆乳無調整 1000ml

有機大豆のみを使用した、大豆固形分9%の無調整豆乳です。まろやかで自然な甘味がありながら、すっきりとしたあと味が特長。そのままでも飲みやすく、大豆本来のおいしさを存分に楽しめますよ。

商品はこちら

食生活に豆乳を賢く取り入れよう

いざという時の備えに、もちろん水や非常食も大切ですが、日常的な食品を活用する備蓄方法が「ローリングストック」です。栄養価が高く長期常温保存可能な豆乳は、日常の食生活だけでなく非常時にも役立つ食品です。豆乳を賢く活用し、健康を維持しながら、万が一の災害時にも安心できるようにローリングストックを心がけてみてはいかがでしょうか。

画像:豆乳レシピ
TOPへもどる