※MDXとはマルサン デジタル トランスフォーメーションのことです。

MDXで食を通じて社会に必要とされる企業へ MDXで食を通じて社会に必要とされる企業へ

マルサングループは、みそ事業と豆乳事業、その他事業と3つの事業で会社を成長させてまいりました。大豆を主原料とした商品を主に製造販売し、創業70年で300億企業となりました。大豆のプロとしての誇りと情熱が最大の強みとなっております。
近年では鮮度、チルド、アーモンドの語尾をとって「3ド」を次の成長カテゴリーとして捉えております。また、原料用の豆乳の提供も本格的に始め、中期経営計画の基本戦略の1に掲げております。
これまでは中期経営計画の元に経営を行い比較的順調に既存事業の延長線上で拡大の投資もおこなってきました。その結果、一定の規模拡大は出来ましたが、事業環境が著しく変化してきた近年では従来の延長線上での経営ではこれまでの強みが活かされない可能性が出てまいりました。背景には生活者の意識、嗜好の変化、デジタル化による購買動向の変化があります。また、グローバルにデジタル化が加速し、高齢化、都市化、流通の変化、環境、健康意識の高まりが顕著になり、ESG、SDGsへのコミットメント、働き方改革が求められるようになりました。かかる変容を真摯に受け止め、今後も加速するであろうデジタル化に対していち早く対応し業界をリードする企業になるべく、MDXを立ち上げました。⾷を通じて社会に必要とされる企業になるため、デジタルでビジネスを変⾰し中期経営計画を達成させる、そのソリューションとしての位置付けがMDXであります。

鮮度味噌の画像
鮮度味噌の画像
豆乳の画像
豆乳の画像

マルサングループのMDXは2020年から準備をし2020年12月からMDX会議を立ち上げ、それまで各事業体の中で行われていた活動をMDX会議の中でプロセスの見える化を具現化し、グループ全体の活動へと変化させました。代表取締役の強いコミットメントのもと、デジタルの持つ圧倒的破壊力とスピードそして複写の特性を活かしてプロセスを再構築し、既存ビジネスに生産性の向上、コスト削減、時間短縮を生み出し、業務そのものを見直し、働き方に変革をもたらせ、従来なかった製品、ビジネスモデルを生み出す事を目指します。

クリエイト2023達成に向けて クリエイト2023達成に向けて

12023へ向けての貢献

MDX(マルサン デジタル トランスフォーメーション)はデジタルでビジネスを変革させるものとし、当社グループは食を通じて社会に必要とされる企業を目指し常に社会変革をリードする企業でありたいと願っています。

マルサングループ第三次中期経営計画
「クリエイト2023」はこちら

2食を通じて社会に必要とされる企業へ
ー健康で明るい生活へのお手伝いー

変化に迅速に対応し企業ブランドを向上させてマルサンファンの獲得を目指します。

3企業ブランドを向上させるために
6つの基本戦略を実行します

  • 安全安心品質向上

  • SDGs対応

  • ローコスト体質

  • 基幹事業拡大と
    新規事業挑戦

  • 人材育成

  • 独自の商品開発と技術力強化・伝承

マルサングループにおけるMDX推進の4ステージ マルサングループにおけるMDX推進の4ステージ

当社のグループ、事業の足並みが揃うように共通のゴール、ステップでMDXを進めるため、MDXモデルを採用しました。全組織が一目瞭然でプロセスとゴールを明確に理解できるような体制を作り上げ、全社員が共通の目標に向かって新たな価値創出ができるようにいたしました。

オペレーション
変革

デジタル化をすることで全社で組織的に業務を変革させる。
→プロセスを再構築し、既存ビジネスに生産性の向上、コスト削減と時間短縮を生み出す。

外部との
ネットワーク変革

ビジネスパートナーと同じ目線で、消費者の皆様の欲しい商品やサービスを、欲しい時間や場所で提供する。

事業変革

従来なかった製品、サービスやビジネスモデルを生み出す。

社会変革

経済価値と社会価値両輪で業界の底上げと、MDXの浸透。

マルサングループのMDX全体像 マルサングループのMDX全体像

1MDX推進とSDGsへの貢献

MDX1.0でオペレーションを飛躍的に高め、MDX2.0で社会に必要とされる企業としてビジネスパートナーと同じ目線で消費者の欲しいを具現化します。MDX3.0でビジネスモデルを変革しながら圧倒的な競争優位を形成し、MDX4.0で大規模ESG投資により社会に貢献するパートナーとなり業界のリーダーシップを発揮する事を目指します。

マルサングループが事業活動を通じて
継続的に貢献する目標

マルサングループが事業活動を通じて継続的に貢献する目標 マルサングループが事業活動を通じて継続的に貢献する目標

2MDX会議の設置

MDX会議を設置し基幹システム、業務の自動化、教育、スマート工場、調達支援、開発支援、営業支援を設けその下に各カテゴリー分科会を設置し MDX1.0の具現化を目指しています。当社ではDBC(デジタルでビジネスを変革させる)をMDXの定義とし、マルサングループで働くすべての人が定義を理解することを目指します。

体系図 体系図
  • ERPとはエンタープライズ・リソース・プランニング(企業資源計画)の略です。財務・労務・購買・在庫・生産・物流・販売の各管理のことを総括しています。

3MDX推進のリスクと対策

MDX推進のリスクは①消失性リスク ②企業データ、個人情報漏洩、流出などの取り扱いに関する事故や法令違反などです。

1. 消失リスクと対策

リスク
デジタル投資と言われる人財、情報、データなどは無形資産投資です。
つまり形が無い資産のため、うまくいかない時は価値が消失します。
対策
デジタル投資の場合は予算、マイルストーン、リターン計画、投資回収計画等を厳しく部長会、取締役会でチェック承認をいたします。

2. 企業データ、個人情報漏洩、流出と対策

リスク
外部からのサイバー攻撃・侵入による企業データ、個人情報漏洩
対策
現在はUTM※1による境界型防御方式を採用し、これらのデータはオンプレミス※2で運用しています。
しかしながら、昨今の多様な働き方への対応と、巧妙複雑化する外部攻撃に対応するため、ゼロトラストセキュリティモデル※3の導入も視野に自社にとって最適な仕組みを構築してまいります。
また、内部監査でセキュリティ監査の実施及びリスク管理委員会、コンプライアンス委員会等で検証をしております。
  • UTM…複数の異なるセキュリティ機能を一つのハードウェアに統合し、集中的にネットワーク管理を行うこと
  • オンプレミス…システムを運用する上で必要なソフトウェア・ハードウェアを自社で保有・管理する運用形態のこと
  • ゼロトラストセキュリティモデル…「ゼロトラスト」とは、あらゆる通信は完全には信頼できないという考えのもと、全ての通信に対して安全性の検証を行うセキュリティモデルのこと

4MDXの成果指標

マルサングループは中期経営計画に財務戦略を掲げており、取締役会でその進捗を適時図り、実務の見直しをしております。

5MDXゴール

MDXのゴールはマルサングループで働くすべての人がMDXの定義を理解し中期経営計画を達成させることです。MDXはあくまでも中期経営計画を達成させるためのソリューションで、従来見えなかったものを見える化して企業価値を素早く上げることにほかなりません。

マルサングループMDXステージ -MDX3.0からMDX4.0へ- マルサングループMDXステージ -MDX3.0からMDX4.0へ-

MDX3.0に掲げている、事業モデルの変革はデジタル特性である圧倒的破壊力とスピードそして複写による特性を活かし、新たなビジネスモデルを生み出す挑戦的なプロジェクトです。また、この事業モデル変革プロジェクトは会社の将来を生み出す大変重要な役割がありますので代表取締役の意思決定による健康で明るい食生活を形に変えるプラットフォームを構築してまいります。
さらにMDX4.0とする社会変革に向け、食を通じて健康に貢献し社会に必要とされる企業になるために、エシカルな考え方を持ち地球環境や社会問題の解決の一旦を担いSDGsの12番めの目標であるつくる責任、使う責任の(持続可能な消費と生産のパターンを確保する)という目標達成に貢献することができます。

健康で明るい生活へのお手伝い 健康で明るい生活へのお手伝い

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