社長挨拶

 
代表取締役社長 渡辺邦康

 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得の改善を背景とした、消費の緩やかな回復基調が続いております。又、米国、欧州、中国などの経済も回復傾向が見られております。しかしながら、北朝鮮問題、英国のEU離脱、米国との貿易問題など、政治・経済面で先行き不透明な状況となっております。

 食品業界におきましては、原油価格の漸増による変動費の増加、加えて為替市場の変動など、企業を取り巻く環境は、引き続き不透明な状況が続いております。

 みそ業界におきましては、平成28年のみそ出荷量はわずかに増加いたしましたが、総務省の家計調査では、みその使用量は漸減傾向が続いております。

 豆乳業界におきましては、健康志向の高まりを背景に、飲用に加え料理や業務用食材としての活用が進み、市場は底堅く推移しております。

 このような環境の中で、当社は消費者の皆様方に安全で安心できる製品の提供に努めるとともに、原価高騰に対して、事業の効率化やコスト削減等の利益向上対策に努め、経営基盤の強化に取り組んでまいりました。

 今後につきましては、平成29年9月に発売いたしました液状みその定着を図ってまいります。又、年々高まる豆乳の需要に対応するため、子会社であるマルサンアイ鳥取株式会社の豆乳工場が平成29年6月より稼働しております。今後、新工場の生産性を向上させてまいります。なお、豆乳の安定供給を図るため、さらなる生産能力増加の準備を進めてまいります。さらに、海外市場への注力を引き続き推進するとともに、事業の効率化やコスト削減等の利益向上対策に努め、収益の向上を図ってまいります。

 今後も引き続き環境、品質、安全、衛生面で細心の注意を払い、安全で安心できる製品作りをしてまいります。